食べ物 栄養 効能
     
食べ物 栄養基礎

第6 第7の栄養素

第6 第7の栄養素 フィトケミカル 現代では、主に植物中の化学物質に注冒が集まっています。 5大栄養素のように代謝のしくみや摂取基準が明らかではありませんが、健康効果が動物実験などで確認されています。

抗酸化、免疫力アップ、体内浄化などに有効

炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に対し、「非栄養素系の食品因子」と呼ばれる機能性成分があります。フィトケミカル、またはファイトケミカルとも呼ばれ、第6、第7の栄養素などと評価も高く、近年特に注目されるようになりました。 5大栄養素の働きは、「どんな働きをして、1日にどれだけ必要」というように機能的にも定量的にも充分確認されているのに対して、非栄養素系の食品因子は、これらの点がまだはっきりしていないところが特徴です。主に植物性食品に含まれる色素や香り、アクの成分などの化学物質で、体内で抗酸化作用、免疫力向上、体内浄化といった働きをします。

ポリフェノール

植物の光合成でつくられる糖分の一部が変化してできた物質で、植物の色素やアクの成分。フラボノイド類(カテキン、アントシアニンなど)と非フラボノイド類(タンニン、リグナンなど)があります。抗酸化や抗菌、血糖値低下などの作用があり、老化、がん、動脈硬化などの予防に役立ちます。

緑茶・赤ワインのカテキン、いちご・ブルーベリーのアントシアニン、グリーンアスパラガスのルチン

アントシアニン
視力回復、肝機能改善、血圧抑制
ブルーペリー、ぶどう、なす

イソフラボン
更年期の不調改善、骨租しょう症予防
大豆、大豆製品

カカオポリフェノール
ストレス抑制、疲労回復
ココア、チョコレート

カテキン
殺菌作用、抗酸化作用、血中脂質の正常化
緑茶、赤ワイン

ケルセテン
脂肪破収抑制
玉ねぎ、りんご、緑茶

ショウガオール
血行促進、胃液の分泌促進
しょうが

セサミノール
老化、がんの予防、抗酸化作用
ごま

タンニン
二日酔い予防、下痢、健胃作用
紅茶、コーヒー、赤ワイン

ルチン
血圧降下、毛細血管を強くする
そば、アスパラガス そば アスパラ

カロテノイド

主に緑黄色野菜に含まれる、黄、オレンジ、赤などの色素成分の総称。
リコペンは赤い色素成分でトマトやすいかに、β−カロテンは黄色の色素成分でにんじんやかぼちゃに多く含まれています。強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ、老化やがんの予防に有効です。

アスタキサンチン
疲労回復
工ビ、力二、サケ、イクラ

α一カロテン、β−カロテン
がん・動脈硬化の予防、老化防止
緑黄色野菜(にん じん、ほうれん草、かぼちゃなど)ひじき、わかめ、こんぶ

ブコキサンチン
がん 肥満の予防
ひじき、わかめ、こんぶ

β−クリプトキサンチン
がんの予防
がんきつ類

リコペン
がんの予防
抑制 トマト、すいか

ルテイン
がんの予防、視丈回復、老化防止
ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、そば

含硫化合物

イオウを含む化合物の総称で、アリシン、硫化アリル、アホエン、イソチオシアナートなどがあります。

にんにく、にら、ねぎ、玉ねぎなどのユリ科に多い香り成分、大根、かぶ、わさびなどアブラナ科に多い辛み成分などで、抗酸化・抗菌・抗血栓作用、動脈硬化予防に有効です。

アホ工ン
高血圧 血栓 動脈硬化の予防
にんにく

アリシン
生活習慣病予防、かぜ予防、疲労回復
にんにく、ねぎ玉ねぎ、にら

アリルメチルトリスルフィド
がん 動脈硬化の予防
にんにく、玉ねぎ

アリルメルカプタン
がんの予防
玉ねぎ、にんにく

イソチオシアナート
がん 血栓の予防
キヤヘツ、大根、かぶ、ブロッコリーカリフラワー

硫化アリル
免疫力アップ、血行促進、疲労回復
ねぎ、にんにく、らっきょう、にら玉ねぎ

テルペノイド

テルペノイドともいい、かんきつ類特有の香りや苦みの成分です。リモネン、リモノイド、カルボン、ジテルペンなどがあり、がん予防に期待されています。 リモネンはレモンやオレンジなどのかんきつ類、ジテルペンはローズマリーやセージなど、しそ科の植物に多い  

β−グルカン

細胞壁を構成している多糖類(セルロース、ヘミセルロース、ペクチンなど)と同じ、食物繊維の仲間。微生物や異物など、体内の不要物質を排除します。 β−グルカンはきのこ類に多い。体内に入った微生物や異物、不要物質などを排除し、免疫力アップや、がん予防に効果的

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