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不快症状 食事療法

肝臓機能低下、脂肪肝

肝臓は、腹部の右上に位置する臓器で、血液の浄化、栄養分の貯蔵、胆汁の生成、
アルコールなどの有害物質の解毒などわかっているだけで500種類もあると言わ れ
ています。 体の中でとても重要な役割を担っている臓器だといえます。

肝臓の機能が低下しますと、全身に栄養素がいきわたらなくなり、体内の毒物や老廃物
が排泄されず蓄積されます。また、再生する力が強く一部が損傷しても症状があらわれ
にくいため「沈黙の臓器」といわれています。悪くなっても自覚症状があらわれず、かなり
病状が進行して初めて症状に気がつくことも多く注意が必要です。 肝臓の主な病気には
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝臓がんなどがあります。健康診断などで定期
的な検査を行っておくと良いでしょう。

肝臓に負担をかけない食生活を
肝臓の機能が低下すると栄養素がうまく利用されなかったり老廃物が排泄されなかったり
してけん怠感や疲労感などの症状が現れます。このような症状が続く時は肝臓を特に
いたわる必要があります。
暴飲暴食は肝臓の作業増えて肝臓に負担がかかります。腹八分目を心がけ、一日3食の
規則正しく食べましょう。 また、良く噛んで栄養素や有害物質をよく分解しておくことも
大切です。お酒などのアルコールは、分解のため肝臓に負担をかけます。 節酒や休肝日
を心がけましょう。
睡眠もとても大切です。寝ている時は、立っている時の肝臓の循環血液量は2倍と言われ
ています。血液量が増加すると肝臓へ栄養や酸素供給量が増え、分解や合成の機能が
発揮しやすくなります。しっかり睡眠をとることも大切です。 肝臓に必要な栄養素 体に
必要なたんぱく質は肝臓で合成されています。 その肝臓もたんぱく質で構成されています。
肝機能が低下しますと、たんぱく質も減って しまい更に肝機能を低下させかねません。
たんぱく質の多い肉、魚介、卵、大豆などで十分補給することが必要です。

また、栄養素の代謝を円滑に行うためにはビタミン、 ミネラルも大切です。
ほかにも、サザエやイカなどに含まれ、肝機能を強化するタウリンや、
肝臓の細胞を傷つける過酸化脂質を分解するビタミンEなども効果的です。

 
急性肝炎は、ウイルスからの感染が多いようです。 急性肝炎になると嘔吐や発熱で
エネルギーを大量に消費してしまいます。そのため、食材を消化しやすい形に調理して
食べるようにすると良いでしょう。慢性肝炎の場合は、肝硬変へと症状が進行しないように
たんぱく質を毎食とり、肝機能回復に必要なエネルギーも摂取するようにします。

抗ウイルス作用のあるビタミンCなどのビタミンやミネラルも十分補給しましょう。
脂肪肝とは肝臓にたまった状態で、アルコール、肥満、糖尿病3大要因といわれています。
動脈硬化や心筋梗塞などの病気を起こす原因にもなるので注意が必要です。
食べ過ぎは肝臓に負担がかかり、過剰なカロリーは肥満につながり脂肪肝を招くこ
とになります。食事の量と適度な運動をしましょう。

便秘になると肝臓に負担がかかります。 便秘にならないように食物繊維や乳酸菌など
を摂取し予防しましょう。



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