ムチンとサポニンが活躍

山いもは別名山うなぎ

山いもは、栄養分を多く含むことから、別名「山うなぎ」とも呼ばれ、夏パテの解消などに効果があります。 「うなぎ」のたとえは、山いも特有のぬめりにちなんだものですが、このネバネバ成分は、コレステロール値を下げるのにも有効に働きます。

山いものネバネバ成分は、ムチンという多糖類で、水溶性食物繊維の一種です。ムチンには消化吸収されない特徴があり、腸内でコレステロールや胆汁酸をからめ取り、便として排泄する手助けをします。

さらに山いもには、大豆でもおなじみの成分サポニンが含まれ、血管壁に付着したコレステロールを取り除き、血中脂質を減少させます。

また、でんぷん消化酵素のジアスターゼや活性酸素をやっつける酵素カタラーゼも豊富に含むため、消化が促進され、疲労回復、滋養強壮にも効果的です。山いもは、いも類の中で唯一生食できます。加熱すると有効成分が失われるので、生のまま食べましょう。

高温に注意!!

山いもは、棒状の「長いも」と平べったい「大和いも」に大別されます。長いもは水分が多めなので、せん切りにして酢の物やサラダにするのがおすすめ。

オクラと組み合わせると、ムチンの相乗効果が増し、彩りもきれいです。粘りけが強い大和いもは、すりおろして妻とろご飯やとろろ汁として食べるのが適しています。

また、とろろ汁を作るときは、たし汁が高温だとムチンの成分がこわれるので、汁を人肌程度に冷ましてから加えます。

その他の食べ方
生がきのとろろがけ生がき1個に、すりおろした山いも大さじ1をかけて食べます。かきと山いも両方のコレステロール値降下作用が期待できます。