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栄養素 働き

アボカド油

(アボカド油はこんな人におすすめ)
●コレステロール値が高めの人 ●血圧が高めの人 ●肌荒れが気になる人

アボカドはアフリカ原産で、中米から北米にかけて栽培されている常緑高木。 果実を食用にします。果実は「森のバター」、「ラブ・フーズ」などの別名をもち、栄養豊富なスタミナ食として知られています。日本でもメキシコ、アメリカからの輸入品がl一年を通して入手でき、価格も手頃です。さわってみて弾力がある程度に熟したものが美味。

成分と効能

アポカドの果肉には、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれます。また、脂肪分の含有量が27%前後と高く、アボカド油はこの油分を抽出したものです。  アボカドの脂質のうち約90%は、コレステロール低下作用をもつ不飽和脂肪酸で、オレイン酸78.9%、リノール酸9.5%、ほかにスクワレン、リノレン酸も含まれます。オレイン酸はオリーブ油に多い脂肪酸で、酸化されにくいため、体内で発がんのおそれのある過酸化脂質をつくりにくいという性質があります。  ビタミン類は脂溶性のA・D・E、水溶性のC・B1・B2、ナイアシン、パントテン酸、コリンなどが、ミネラル類はマグネシウム、カリウムなどがバランスよく含まれており、体力を保つのに効果があります。

利用法

アボカド油は健康食品として生のまま食用にされることが多いものですが、加熱しても酸化されにくいので、加熱調理に使うこともできます。また、皮膚の細胞を湿潤させる効果があることから、化粧品にも配合されています。

注意

アボカド油はもちろん、生のアボカドも脂肪分を多く含むので、100g当たり191kcalとかなり高エネルギー。とりすぎは肥満を招きます。 簡単でおいしいアボカド料理(アボカドのワサビ醤油)アボカドはマグロのトロに似て、こってりした味。角切りにしてマグロの赤身と合わせ、ワサビ醤油であえれば、お酒やビールによく合うさかなができる。ただし、飲みすぎにはご用心。 (アボカド巻き) 一昔前、アメリカのSUSHIブームの火つけ役になったのが、カリフォルニア・ロール。生の魚は苦手の人にも、力二の身とアボカドののり巻きは大うけだった。 (アボカドディップ) アボカドの果肉をつぶしてペースト状にし、マヨネーズ、塩、コショウで調味。一口サイズのトーストやクラッカーにつけて食べる。

●注目の成分●

オレイン酸…人体内で合成できる単価不飽和脂肪酸。コレステロールを減少させるとともに、胃酸の分泌をととのえ、腸の機能を高める作用がある。
リノール酸…必須脂肪酸、つまり多価不飽和脂肪酸の一種。コレステロールを減少させ、動脈硬化、心臓病、高血圧を予防する。
スクワレン…不飽和脂肪酸の一種。細胞や皮膚の発育を促進し、体内の新陳代謝を促す。
ビタミンA・D・E・‥いずれも脂溶性ビタミンで、油によって体内に選ばれ、効率よくはたらく。Aは視力の向上、がん予防、Dは骨や歯、筋肉の強化、Eは細胞の酸化防止、老化防止などに効果がある。
ビタミンB1‥脳や神経のエネルギー源となる糖質の分解を促進し、神経の機能を正常に保つ。
ビタミンB2…脂質の代謝を円滑にする。口内炎を予防する。
サイアシン、パントテン酸…皮膚を丈夫にし、ストレスへの抵抗力をつける。
コリン‥・肝臓に脂肪がたまるのを防ぎ、肝硬変や動脈硬化を予防する。
カルシウム、マグネシウム…骨や歯をつくり、神経の興奮を鎮める。

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