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栄養素 働き

マムシ

(マムシはこんな人におすすめ)
●疲れやすい人 ●精力の衰えが気になる人 ●イライラしやすい人 ●生活習慣病を予防したい人

マムシは日本各地の草むらなど湿地帯にすむ毒ヘビ。体長は約50cmで、頭は三角形、円形・黒色の斑紋があるのが特徴です。古くから民間療法の滋養強壮剤として用いられてきましたが、マムシに含まれる豊富な栄養成分が明らかにされるとともに健康食品への利用に関心が寄せられています。粉末にしておもに錠剤、ドリンク剤などに製品化されています。
中国では、マムシの皮と内臓を取り除いて乾燥させたものを「反鼻」といい、漢方薬として用いられます。

成分と効能

タンパク質を構成するアミノ酸が豊富。なかでもタウリン、メチオニン、チロシン、グルタミン酸は神経の高ぶりを抑え、血圧の正常化にはたらきます。強精効果をもたらす有効成分はまだ解明されていませんが、良質のタンパク質が精子の生産を促すものと考えられ ています。マムシの筋肉と内臓に含まれるペプチドは体内の生理活性に有効で、血流をよくし、血圧を下げ、心臓の正常化にはたらきます。 また、マムシの脂肪は動物性ですが、リノール酸を多く含んでおり、コレステロールを減らし、動脈硬化を防ぎます。 カルシウムが多いのも特徴で、丈夫な骨や歯をつくるだけでなく、イライラを鎮めて精神を安定させ、心臓の鼓動、筋肉の収縮をスムーズにします。

利用法

手軽には市販の健康食品を利用します。民間療法では、捕獲直後のマムシの生き血や生き肝、生きたままつけ込んだマムシ酒、燻製などにして用いられています。

注意

とりすぎないようにしましょう。リノール酸の過剰摂取は生活習慣病への抵抗力を弱めます。

毒ヘビの成分はすごい!

コプラ 健脳、強精、若返りに効果があるとして伝承的に珍重されてきたが、強精効果のあるスペルミンというアミノ酸、精子を活発にするユビキノンという生理活性物質が確認され、科学的な裏づけが得られた。また、脂肪には血圧の正常化にはたらくレニンという物質が含まれていることも解明されている。コブ一フの猛毒に抗がん作用があるという研究報告もある。 工ラブ海ヘビ 沖縄諸島周辺にすみ、コブラの17倍の猛毒を有している海ヘビ。メチオニンなど重要なアミノ酸を各種含み、リン脂質にも富んでいるところから、内臓のはたらきを活発にし、若々しさを保つなどさまざまな有効性をもっている。燻製にしてスープなどに利用する。

●注目の成分●

アミノ酸(タウリン、メチオニン、チロシン、グルタミン酸など)…タンパク質の主要構成成分。脳の血圧調整中枢に作用し、血圧を正常に保つ。
リノール酸…多価不飽和脂肪酸で、コレステロール低下作用がある。
ペプチド‥カゼインがアミノ酸に分解される途中で生じる。末梢血菅を拡張して血流を促進し、心臓の機能を正常にする。
カルシウム…強い骨や歯をつくり、精神の安定化に作用する。

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