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卵黄油

(卵黄油はこんな人におすすめ)
●動脈硬化・高血圧こ高脂血症こ心臓病が心配な人 ●疲れやすく健康に不安がある人 
●肌の衰え・白髪が気になる人

鶏卵の卵黄を弱火にかけ、長時間かき混ぜ続けると、黒くてねっとりした油がしみ出てきます。これが卵黄油(卵油ともいう)で、古くから心臓病、白髪、腰痛などに効く家庭療法の一つとして伝えられています。まとめてつくっておけば、4〜5年はもちます。かき混ぜるだけという簡単な手法ですが、つくるのに1〜2時間もかかるため、近年では、市販の卵黄油の利用がふえています。

成分と効能

卵黄油は細胞膜の構成成分であるリン脂質を約30%含み、さらにこの中に注目のレシチンがあります。レシチンは乳化作用によってコレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、脂肪の代謝を活発にします。また、脳神経に関連する物質を生成する作用も解明され、からだに起こるさまざまな不調に対して正常化にはたらきます。卵黄油はそのほかビタミンA・E、リノール酸も多く含んでおり、コレステロールを除いて血液循環をよくする作用をより強くし、高血圧や動脈硬化、心臓病を改善・予防します。

利用法

市販の卵黄油は指示どおりにとります。一一般には朝晩2〜3滴が標準ですが、独特のにおいがあり、飲みにくいので、舌の奥のほうにたらすか、オブラートなどに詰めて飲む、または、ほかの飲み物に混ぜてもよいでしょう。

注意

卵黄油は有効な含有成分の作用によってコレステロールが気になる人にすすめられます。しかし、卵黄は高コレステロール食品であり、卵黄油にもコレステロール自体が含まれていますから、過剰な摂取は避けましょう。なお、卵が好きな人に卵黄油によるアレルギーが発症するおそれがあると報告されています。 手づくり卵黄油のポイントは根気よくかき混ぜることフライパンに卵の黄身だけを入れて弱火にかけ、柄の長い木じゃくLを使っていり卵の要領でかき混ぜる。キッネ色からこげ茶色になるまで押しっぶすようにしてさらに気長に混ぜていくと、煙が出て異臭が立つようになり、徐々に黒い液体がにじみ出てくる。この黒い液が卵黄油。 充分に油が出たら、布でこして黒い油だけを集めて保存する。 10〜20個の卵黄で、30gくらいの卵黄油がとれる。時間は2時間くらいかかる。

●注目の成分●

レシチン…リン脂質のひとつで脳、脊髄、血液の構成 成分として重要。コレステロールを溶かして血流をよくし、血管壁を強化する。脂肪の代謝を活発にして肝臓の機能を正常化する。脳神経に関連する物質を生成するはたらきもある。

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