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栄養素 働き

サメ軟骨

(サメ軟骨はこんな人におすすめ)
●肌の老化が気になる人 ●がんの転移・痛みを抑えたい人
●動脈硬化・腎臓病・関節炎などが心配な人

サメ軟骨は中国料理の高級食材で知られるフカヒレのこと。フカヒレスープは中国の上流階層では不老長寿の料理として昔から用いられてきましたが、近年、アメリカの栄養生理学者による研究で、サメ軟骨に抗がん作用のあることが明らかにされ、脚光を浴びています。

成分と効能

サメの骨の70%は血管のない軟骨で形成されています。血管がないということは、軟骨には血管の生成を抑える成分が含まれているからです。その抗血管形成成分として3種の特殊なタンパク質とコンドロイチン硫酸(ムコ多糖類の一種)が認められており、これらの成分が協力し合ってがんの新生血管の生成を抑え、増殖・転移を防ぐものと考えられます。したがって、新生血管の盛んな固形がんに対して有効であり、がん以外にも新生血管の形成が関連する各種の 病気に対して効果が期待できます。また、コンドロイチン硫酸はしわ・しみなどの肌の衰えを予防し、炎症を鎮める効果があります。ほかに免疫力を高め、がんの痛みをやわらげることも注目の作用です。

利用

サメ軟骨100%の粉末が「カーティレイド」 です。サメ軟骨には消化・吸収が悪いという欠点がありますが、不溶性成分を除去して吸収力を高めるなどの工夫をした健康食品も市販されています。活性型のビタミンDといっしょにとると、新生血管形成を抑制する作用がより強まるといわれます。

注意

すべてのがんには効きません リンパ腫、ホジキン病、白血病など、新生血管の形成に直接関連しないがんについては、それほど効果はないと考えられています。

食材としてのフカヒレ(魚麹)の利用

フカヒレは、サメ(関西ではフカともいう)のヒレを干したもので、中国料理の高級材料として市販されている。姿のままの全麺と、さらしてほぐしたものを固めた麺餅があるが、家庭で使えるのは後者。つやのある黄色いものを選ぶとよい。 水にさらしたあと、時間をかけてゆで、これをくり返してやわらかくもどし、スープなどにする。美容と健康維持に手間をかけただけの効果は期待できる。

固形がんとは

乳がん、前立腺がん、中枢神経 、組織がん、膵臓がんなど。

新生血管の形成に関連する病気

乾癖、糖尿病性網膜症、血管新生緑内障、骨関節症、慢性関節リウマチなど。

●注目の成分●

3種の特殊なタンパク質+コンドロイチン硫酸・‥免疫機能を高めてがん細胞の増殖・転移を抑え、炎症抑制作用もある。
コンドロイチン硫酸…食物繊維の仲間。体内の結合組織を構成し、皮膚、関節、眼球などの保水性、弾力性を保つ。

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