食べ物 栄養 効能
     
栄養素 働き

シイタケエキス

(シイタケエキスはこんな人におすすめ)
●血圧が高めの人●骨を丈夫にしたい人●からだの免疫機能を高めたい人

シイタケは日本で300年以上前から人工栽培が行われ、現在も最も消費量の多い食用キノコです。古くから健康によい食品とされ、干しシイタケ、生シイタケとして利用されてきました。 シイタケにビタミンDの効力があることはよく知られていましたが、1960年代にキノコの多糖類であるβ−グルカンに抗がん性があることがわかると、健康食品として再認識されるようになりました。シイタケのβ・グルカンを利用した胃がんの注射薬も認可されています。 シイタケエキスには2種類あります。 シイタケの子実体(キノコの部分)から抽出されたものと、菌糸体から抽出された菌糸体エキス(LEM)です。菌糸体というのはキノコの形になる前の状態で、白い糸状のものですが、極めて強い生命力をもっています。エキスをとるには、人 工栽培の培地を殺菌して種菌を植えつけ、これを培養して菌糸体に育ったものを分解・ろ過・除菌・殺菌・濃縮・乾燥してつくります。

成分と効能

エリタデニン、レンチナン、エルゴステリンなどの生理活性物質が含まれており、免疫機能を高める、骨や歯を丈夫にする、コレステロールを減少させるなどのはたらきをします。菌糸体エキスには食物繊維も含まれています。菌糸体エキスには強い免疫調節機能と抗ウイルス機能があり、ウイルス性慢性肝炎やHIV(エイズ)感染に対する効果があることがわかっています。また、骨髄細胞を増殖して血液を健康にする、肝機能の強化、コレステロールの吸収などの作用も認められています。

利用法

健康食品として、液状、ティーバッグ、顆粒、錠剤などがあります。

干しシイタケは日光に当てて使う

シイタケのビタミンDは、日光に当てることでつくられる。現在一般に市販されている干しシイタケは室内で機械乾燥によってつくられたものが多いので、調理する前に天日干しにすると効果的。10〜20分で、1日の必要量に相当する4001UのビタミンDが、1個のシイタケから摂取できるようになる。シイタケには冬話と蚕信とがあるが、同じ品種の傘が開ききらないものが冬京で、開いたものが香信。冬話のほうが香りもよく、有効成分も多い。

●注目の成分●

エリタデ二ン…血中コレステロールを減少させ、血流をよくする。
β−グルカン…シイタケの場合はレンチナンとも呼ばれ、抗がん作用が認められている。
リボ核酸…胞子に含まれる成分で、体内でインターフェロンをつくり、抗ウイルス作用を発揮する。
エルゴステリン…体内でビタミンDに変わり、カルシウムの吸収を助ける

その他 食品 栄養/食べ物 効能