食べ物 栄養 効能
     
栄養素 働き

スピルリナ

(スピルリナはこんな人におすすめ)
●外食が多く、栄養バランスが気になる人 ●エネルギー制限をしている人●がんが気になる人

スピルリナは水前寺ノリなどと同じらんそう藍藻類の一種で、アフリカや中南米など、おもに亜熱帯地方の高塩分、高アルカリの湖に繁殖しています。「スピルリナ」というのはラテン語で「らせん」という意味で、くるくるとねじれた形をしていることから名づけられたといいます。 多種類の栄養素が豊富に含まれており、食生活の偏りがちな現代人の栄養補助食品として便利な食品です。

成分と効能

乾燥スピルリナ100g中にタンパク質が60〜70gと、大変豊富です。これは大豆のタンパク質量の約2倍に当たります。タンパク質の質もよく、必須アミノ酸を全種類含んでいます。また、ホウレンソウの64〜75倍ものβ−カロテンを含み、ほかにビタミンB1・B2・B6・ B12・E、ニコチン酸、葉酸、パントテン酸など、ミネラルはカリウム、カルシウ ム、リン、マグネシウム、鉄などを含みます。そのほか葉緑素(クロロフィル)も多く、各種の有効成分が凝縮されたような食品です。 スピルリナの栄養素は一般の食品より消化・吸収がよいので、不足しがちな栄養素を補うのに好都合です。生活習慣病など、栄養バランスがくずれることでおこる諸症状の予防・改善に役立ちます。

利用法

健康食晶として市販されているのは、スピルリナを乾燥させて粉末にし、粒状、顆粒状、エキス剤などに加工したものです。ほかの成分と合わせた製品もあるので、自分に合ったものを選びます。

注意

スピルリナの葉緑素が分解されてできるフエオホルバイドは皮膚障害の原因となるため、厚生省が含量を規制しています。

必須アミノ酸

タンバク質を摂取すると、体内でアミノ酸が合成される。しかし、アミノ酸のうち、からだの機能を維持していくうえで必要であるにもかかわらず、体内で合成することができないものがある。これらは食物から摂取しなければならないので、必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)と呼ばれている。 必須アミノ酸は以下の9種類。 イソロイシン、スレオ二ン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フ工二−ルアラ二ン、メチオニン、リジン、ロイシン。

マウス実験で注目されたスピルリナの抗がん成労

ゼロキサンテンは黄色い色素成分で、発がんを抑制することが判明。また硫化多糖頬は、皮膚がん(悪性黒色腫)の肺転移を抑える効果のあることがことがわかった。

●注目の成分●

タンバク質…人間のからだを構成している基本的な成分で、脳、神経、ちゆ筋肉を健康に保ち、病気に対する抵抗力や治癒力を高める。
ビタミンA(β一力ロテン)…がんの発生を抑制する。視力の低下防止、皮膚、髪の健康などに効果がある。 カリウム…ナトリウムを排出させることで、塩分のとりすぎを防ぐ。 筋肉のはたらきをよくする。
クロロフィル…コレステロールを減少させる。膵炎、肝炎、胃炎などを改善する。増血作用、抗がん作用もある。

その他 食品 栄養/食べ物 効能