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栄養素 働き

ウコン

(ウコンはこんな人におすすめ)
●悪酔いしやすい人 ●胃腸の弱い人 ●肝臓病が気になる人 ●がん・生活習慣病を予防したい人

ウコンはインド原産のショウガ科多年草の根茎。英名はターメリック。カレー粉に欠かせない香辛料のひとつで、タクワンの染料としても知られています。インド、中国では古くから黄痘などに効く生薬として珍重され、日本でも江戸時代中期には肝臓や胃腸の薬、強心薬として使われていました。主産地は沖縄です。  幅広い効用と、副作用がほとんどなく安価であること、さらに抗がん作用が期待できるという研究報告もあって、ウコンへの期待が高まり、健康食品やお茶がブームになっています。

成分と効能

主成分の黄色色素クルクミンには解毒作用があり、胆汁の分泌を促して肝臓障害を改善・予防し、機能強化にはたらきます。また、抗酸化作用により、余分なコレステロールを減らして動脈硬化を予防し、さらにがんの予防効果 も注目されています。  精油成分(ターメロール、フエランドレンなどのエッセンシャルオイル)に殺菌作用があり、病原性大腸菌などに有効なことが報告されており、最近では胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去する作用も明らかになりました。

利用法

乾燥根茎、または粉末から加工された顆粒、錠剤、お茶、ドリンク剤などの健康食晶を利用します。  1日の適量は粉末で10gくらい。乾燥根茎を煎じてもよく、10gのウコンに3カップの水を入れて火にかけ、⊥3量になるまで煎じます。これを1日3回に分けて飲みます。

注意

まれに皮膚がかゆくなるなどのアレルギー症状が出る場合があります。 また、胆石のある人は量を控えるか、避けたほうが無難です。 ウコンには春・秋・紫の3種類がある 春ウコン 春に花が咲く。根茎の切り口はやや薄い黄色。 秋ウコン 秋に花が咲く。根茎の切り口は鮮やかな黄色。 紫ウコン 切り口が紫色を帯びた白色。ガジュツが正式名称。 クルクミンの抗酸化力を望むなら、含有量の多い秋ウコンを。 一方、呑ウコン、紫ウコンと色素が少なくなるかわりに精油成分は多くなるので、胃が気になる人は紫ウコンや春ウコンをとるとよい。

●生のウコンの利用法

有効成分は乾燥より生のウコンに多い。生が手に入ったら、おろし金でするとよい。そのまま、または大根おろしと混ぜてもよい。 目安量は1日10g。

発酵ウコンで、さらに効力アップ

ウコン粉末は苦味が強く、飲みにくいが、沖縄で発酵という手法を加えることにより苦味を抜くことに成功した。 乳酸菌やサトウキビの糖分などが媒体として用いられている。苦味が減り、味がよくなるだけでなく、抗酸化力も強くなるという。

●注目の成分●

クルクミン…利尿作用があり、胆汁の分泌を盛んにして肝臓の機能を高める。抗酸化作用、解毒作用も注目で、各種の病気予防に効果がある。
精油(エッセンシャルオイル)…ピロリ菌を抑え、胃潰瘍に有効。その他の細菌の殺菌作用もある。

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